手作り分光器

なんと4ケ月ぶりの書き込みである。
忙しいとはいえ,これではいけない。
前回の話題は蛍光顕微鏡のランプであったが,
今回も光の話。
チャレンジサイエンスパークというイベントが佐久であった。
自分はショウジョウバエをみようという,あまり工夫のない出店であったが,
諏訪東京理科大の手作り分光器には感動した。1つ作らせてもらった。

厚紙の箱に,小さな0.5ミリほどのスリット穴,その反対に回折格子フィルムをはる単純なものだが,これで太陽光,蛍光灯,ナトリウムランプ(トンネルにあるオレンジ光)をみると,輝線が見えて感動した。

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さて,顕微鏡であるが,さんざかんがえたすえ,将来の電気生理,イメージングのときの標本への操作を考えレボルバ上下式の蛍光顕微鏡にすることにする。

YaleのCarlsonさんに聞いたら,オリンパスのBX51WIに乾燥系の対物をつけてやてるそうだ。なんと味覚毛でside wall recordingを計画してるらしい。いやーすごい。ぜひ成功していただきたいものだ。
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タンパク質核酸酵素,49(10)1403−,2004に坂野先生のとこの総説がのっていた。やっぱ,日本語だと頭に良く入る自分がなさけない。すごい競争で大変ですね。頑張れ坂野研。ISOTのエクスカーションで坂野先生のお話が耳にはいっちゃったのだが,登山が御趣味のようで,神経科学2003シンポでのイメージと違っていた。
ハエはどうやって1細胞(ほぼ)1受容体なのだろう。マウスといろいろ違いがたくさんありますなー。